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西島悠也|福岡の鳥の特徴

西島悠也

福岡県の鳥といえば【うぐいす】だろう。
これは昭和39年7月3日、公募によって決まった福岡のシンボルの鳥だ。
その福岡のシンボル【うぐいす】の特徴を調べてみた。

 

うぐいすはオスで全長15.5cm、メスは2cmほども小さいのが特徴。
日本では全国の平地から山地の林やその周辺にある藪で繁殖する。
秋冬には山地のものは平地へ下り、その頃は「チャッ チャッ」という声を出す。
「ホーホケキョ」という鳴き声故に、日本人にいちばん親しまれている鳥と言っても過言ではないだろう。しかし声は聞こえても、いつもヤブの中にかくれている為、姿を表さないことが多い。
たまに「うぐいすを見た!」という人がいるがメジロという鳥が、大きさもウグイスに近く、体も緑色ということから、誤認されている事がよくある。
「ホーホケキョ」と鳴くのは早春なのでうぐいすの声で春の訪れを感じる日本人は多いだろう。早春、人里で上手に「ホーホケキョ」と鳴く練習をしていたウグイスは、春の深まりとともに山へ帰って、巣づくりをする。
なかなか姿を見れない恥ずかしがり屋の鳥こそ【うぐいす】なのだ。

 

バードウォッチングでうぐいすを是非、探してほしい。